夜ポートレートと多灯ライティングの練習

撮影してくれるカメラマンの方も募集中ですが、モデルになってくれる方も募集中のTsuyoshi.です。

せっかくライティング機材が増えつつあるので、夜のポートレート撮影にチャレンジして来ました。

  
この記事は2年以上前に書かれたものです。
情報が古い可能性があります。

撮影した写真

今回、撮影に協力してくれたのは、以前アーティスト写真を撮らせていただいたChilu:see (ちるしー) のちえこちゃん。


まず最初にポートレートのライティングの基本となる、被写体の斜め前の45度上から光を当てるように、このようなライティングを目指しました。

電波式のマスターストロボとなるストロボや、トランスミッターを持っていないため、カメラ本体にストロボを1灯、右側に光学式のストロボ1灯、光学スレーブで連動して発光させようとセットしました。
しかし撮影場所が明るかったからか、光の当たり方が足りないのか、光学スレーブがなかなか上手く発光してくれないため一旦断念。


次は被写体の後ろに光学式のストロボをセットしました。

下から光を当てています。


今度は被写体の背後に常時発行可能なLEDライトをセット。
髪の毛や洋服に光が当たっているのがわかります。


被写体の後ろにLEDライトをセットし、被写体と道に光が当たるように少し下に向けました。


こちらは少しライトが見えてしまっていますが、モデルさんがいい表情をしてくれ、道も綺麗に写りました。


背後に光学式のストロボをセット。
ストロボの前に立って完全に隠してしまうと発光してくれなかったので、発光する微妙なラインを探すのが難しい。


スカートに光が当たるように光学式ストロボをセットしています。


そのままバストアップで撮影。


ストロボを下から横方向に当たるように調整しました。
陰影が強くなり、ハードな印象になりました。


こちらも同様。


後ろからLEDライトの光を当てています。

足の間から光がまっすぐ漏れる感じに。
少したくましく見えるポーズをとってもらいました。


こちらも背後から光を当てています。
右側から光が漏れていますね。

最終的には、このようなライティングを目指しました。


潤んだような瞳と表情が最高です。


「練習とは」、「軽く撮影とは」、「軽装備とは」と2人で話しながら、2時間で250枚ほど撮らせていただきました。
多灯ライティングは奥が深く、難しいですが、非常に面白いですね。

撮影場所が意外と明るかったため、ISOは400〜800程度で撮影しました。
シャッタースピードが1/25程度、F値は3.2〜4.0程度。
また、カメラを初めて何年も経ってやっと最近親指AFの設定をしました。

また5月に撮らせていただくので、その際もブログかInstagramに写真をUPしたいと思います!!

使用した機材

Canon スピードライト430EX II

Canon純正のストロボ。
E-TTL調光での光量の調整や、電波式のワイヤレス発光に対応しているものの、ワイヤレス発光のマスターストロボにならないため、連動して多灯ライティングしたい場合は、トランスミッターや、マスターストロボになるストロボが必要。
その後発売された、スピードライト430EX III-RTでは対応しているようなので、当時無知ながら買ってしまった自分を悔やむ。

ただし、光学式のストロボを使用すれば多灯ライティングも可能です。

NEEWER TT560 フラッシュ・スピードライト

光学式のストロボ。
マニュアル発光しかありませんが、光学スレーブが可能で、他のストロボと連動して光らせることが可能です。
光が届かない場合や、撮影場所が明るい場合、反応しないこともあり使い所は難しいですが、価格的にも一つ持っておいてもいい物だと思います。

NEEWER CN-160 LED ビデオライト

常時発光が可能なLEDライト。
光量もなかなかあり、ストロボを使うより柔らかい写真が撮れたり、多灯ライティングにも大活躍してくれます。

Neewer ミニソフトボックス

LEDライトの光を拡散し、やわらげる、ソフトボックス。

SLIK 三脚

ストロボやLEDライト、カメラをセット可能な三脚。
重量はそこそこありますが、そのぶん風や衝撃にも強いです。

NEEWER ミニライトスタンド

ストロボやLEDライトをセット可能な三脚。
持ち歩きは楽ですが、セットするものや重量には注意が必要です。

NEEWER ソフトボックス(アンブレラタイプ)

ストロボやLEDライトの光を拡散し、やわらげる、ソフトボックス。

アンブレラ・ストロボホルダー

アンブレラを固定するため器具。

HAKUBA クリップオンストロボディフューザー

ストロボの光を拡散してやわらげたり、バウンスさせるための、ディフューザー。
直接光を当ててもそこそこ不自然でもなく、よく使用しています。

フレキシブルリフレクター

大きめのリフレクター。こちらもストロボにつけて、好きな光を作ることが可能です。

カメラバッグ

また、小さなカメラバッグしか持っていなかったため、友人に急遽借りたのですが、これらの機材をほぼ綺麗に収納することができました!

ポートレートライティングの超絶レシピ

ライティングに関してはこちらの本で勉強しました。
ライトの種類や光学式・赤外線式・電波式の違いや、ライティングに使用するアクセサリーの説明などの基礎知識から、実践テクニックまで満載です。

夜ポートレートに関しては、こちらの記事もどうぞ!

世界を飛び回る宮﨑大輔さんのポートレート撮影モデルに応募してみた

夜ポートレート

  

共有やブックマークなど

コメントは受け付けていません。