カスタムフィールドを扱いやすくするWordPressプラグイン「Custom Field GUI Utility」をアップデートしました!WordPress3.5に対応!

Custom Field GUI Utility

かたつむりくんのWWWの奥脇さんの作られたプラグイン「Custom Field GUI Utility」をWordPress3.5の新メディアアップローダーに対応させました!

そして、管理画面編集機能も今回統合致しました:)

  
この記事は2年以上前に書かれたものです。
情報が古い可能性があります。

INDEX

1. Custom Field GUI Utilityとは

WordPressのカスタムフィールド機能を使いやすくするプラグインです。
以前のWordPress3.3、3.4対応バージョンはCustom Field GUI Utility3.2.7になっています。

旧バージョン対応のCustom Field GUI Utility 3.2.7のダウンロード

Custom Field GUI Utility 3.2のドキュメント

2. 最新版のダウンロード

3. 作者について

旧バージョンのCustom Field GUI Utilityの作者はかたつむりくんのWWWの奥脇 知宏さん。
MovableType界隈でも活躍されており、bitpartという取り組みをされています。

bitpartの取り組み

また、僕が参加している無料写真素材サイトPAKUTASOで奥脇さんが作られた flexibleSearch.js という高速検索のjQueryプラグインが使われています。

奥脇さん作のjQueryプラグイン

<ul>
<li><a href="http://www.tinybeans.net/blog/download/jquery-plugin/flexibleSearch.html">flexibleSearch.js - ページ送りに対応した高速 Ajax 検索が可能な jQuery プラグイン</a></li>

4. 今回のバージョンには僕も携わらせて頂きました

さて、僕が今回なにをしたかと言いますと、WordPress3.5の新しいメディアアップローダー対応と、「Custom Field GUI Utility」の拡張プラグインとして僕が公開させて頂いていた管理画面での設定ファイルの編集機能を持った「Custom Field GUI Utility Extender」を「Custom Field GUI Utility」本体に統合させて頂きました。

5. 新しいメディアアップローダーの呼び出し

メディアを追加
imagefield を用意して、メディアを追加 ボタンを押します。

ファイルを選択してカスタムフィールドに挿入
画像を選択して、カスタムフィールドに挿入 ボタンを押します。

追加後
選択した画像がカスタムフィールドに追加されます。

6. 設定ファイルの編集機能の使い方

プラグインを有効にする
管理画面より Custom Field GUI Utility プラグインを有効にします。

エディタメニュー
管理画面の 設定 メニュー内に カスタムフィールド設定 が表示されるようになります(管理者ユーザーの場合)。

エディタ画面
カスタムフィールドの設定ファイル conf.ini の内容を表示して編集可能な画面が表示されます。


設定ファイルのバックアップはきちんと取っておくことをおすすめします。

7. functions.phpでカスタマイズ可能なフックを2つ用意

今回機能追加した部分においては、ちょっとしたフックを使ってのカスタマイズも可能にしました。

  • cfg_menu_name・・・メニューのタイトル(デフォルトはカスタムフィールド設定)
  • cfg_use_edit・・・管理画面の設定ファイル編集機能の使用有無(デフォルトはtrue)

メニュー名(カスタムフィールド設定の部分)を変える

<?php
add_filter( 'cfg_menu_name','hook_cfg_menu_name' );
function hook_cfg_menu_name() {
    return 'Custom Field 編集';
}

管理画面での設定ファイルの編集機能(エディタ機能)を無効

<?php
add_filter( 'cfg_use_edit','hook_use_edit' );
function hook_use_edit() {
    return false;
}

管理画面での設定ファイルの編集機能(エディタ機能)を無効

<?php
add_filter( 'cfg_use_edit','__return_zero' );

8. お礼

奥脇さん、いろいろとご対応ありがとうございました。

また、今回の新メディアアップローダーの対応は宮内さんのブログが大変参考になりました。
ありがとうございました。

  

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3 Responses to “カスタムフィールドを扱いやすくするWordPressプラグイン「Custom Field GUI Utility」をアップデートしました!WordPress3.5に対応!”

  1. WakakoHiramatsu より:

    こんにちはー。
    古い記事ですが、コメント入れさせてもらいます。
    このプラグイン、ありがたく使わせてもらっています。
    3.5時のバージョンアップもとても助かりました。
    (別のものに変更しないといけないかなと思っていたので)
    WordPressを4にバージョンアップしてから画像の投稿が、[数字]が入っているとWeb上で表示されず、枠内の数字を覗いて、urlのみにすると表示されるようになりました。消せばいいので、すごく不自由はしてないのですが、お時間あるときに対応してもらえるとうれしいです。

    • Tsuyoshi. より:

      こんにちは。

      画像のカスタムフィールドの出力はどのようにされていますか?

      以下のようにしたらどうでしょうか?get_imagefieldは以前からある独自の関数になります。
      カスタムフィールドのidと画像のurlを配列で返します。
      (バージョン 4.1.1 で画像の表示を確認しました!)

      ‘key’ の部分がカスタムフィールドのキーなので、置き換えてみてください。

      <?php
      //イメージフィールドの情報を取得
      $imagefield = get_imagefield( ‘key’ );

      //イメージidが存在すれば出力
      if ( ! empty( $imagefield[‘id’] ) ) {
      echo wp_get_attachment_image( $imagefield[‘id’], ‘full’ );
      }

      • WakakoHiramatsu より:

        お早い返信ありがとうございます!
        これまで
        <img src="”〜>
        といった感じで使っていたので、いけなかったみたいですね。

        とりあえず取得できそうなので、時間あるときに直したいと思います。
        ありがとうございました!